今年はベートーベン生誕250年の節目の年です。ドイツでは至る所でベートーベン特集の演奏会が開催されています。
昨日、一昨日はゲバントハウスでもネルソンスさんでベートーベンさんの交響曲の演奏会があったと友人から聞きました。それも交響曲第1番。ベートーベンさん初期の作品ですね。初演は1800年ウィーンのブルグ劇場だったようです。
ベートーヴェンは最初はピアニストとして生計を立てていたそうです。だから彼の初期は、ピアノソナタなどピアノに関する作品多かったようです。しかし同じ時期に室内楽曲も書いているので、そこで管弦楽の書き方も学ばれていたのですね。
彼の初期の作品はハイドンさんやモーツァルトさんらの古典派の作曲家の技法を習得したその上に彼独自の演奏法を確立したのでしょう。
音楽の教科書の音楽史のページには音楽の時代を記した帯が書かれています。ベートーベンさんのところは『古典派/ロマン派』になっています。彼の交響曲全9曲を聞くとその意味がわかると思います。
カラヤンさんの59年前の演奏をお聴きください。