グーテンベルク印刷機を持ち帰ったのは…天正遣欧小年使節団!

1585年3月23日(旧暦:天正13年2月22日)、日本から派遣された天正遣欧少年使節団は13歳.14歳の少年で構成された使節団が、時のローマ教皇グレゴリウス13世に公式謁見を果たしました。

その目的は、日本宣教の経済的・精神的援助依頼と欧式キリスト教世界の体験、伝承です。

この使節団のおかげで日本という国があることもどんな国なのかもヨーロッパの人に認知されたそうです。

今でいう中学生の少年たちが、日本を知らしめたのです。日本の若者の力はこんな昔から発揮されていたんですね。

そしてその使節団が日本に持ち帰ったのが、活版印刷技術の発明者グーテンベルグさんの「グーテンベルク印刷機」だったのです。

私のいたライプツィヒは印刷技術でも有名な街です。西側から印刷工たちが東側のライプツィヒに移り住み栄えたと言われています。印刷博物館もありますよ。ここもすごいところでした。これについては深い深い話になりますので割愛します。

マインツのグーテンベルクさんの銅像と大聖堂

時はローマ皇帝時代です。グーテンベルクさんの印刷技術のおかげでキリスト教の聖書の大量印刷が可能となり世界に広まることになったのです。

今日は音楽ではなく、私が一番今心配している友のいる街フライブルクのヨハネス教会の鐘を聞いてください。

フライブルクのヨハネス教会

今はひたすら祈るのみ。私は神様も仏様にも祈ります。1日も早い収束を…皆さんご無事でいてください。

#としこの森#フライブルクの鐘#印刷王グーテンベルク##天正遣欧小年使節団の功績