音楽を学ぼう❣️BWVの秘密

昨日、ドイツのviolinist、Anne Sophie Mutter さんが新型コロナウィルスに罹患していたことを聞きました。もうびっくりしました。若い頃カラヤンさんとのムターさんの共演のレコード買いました。ヴァイオリンの魅力を私に教えてくれたviolinistの1人です。

今日は彼女の演奏からJ. S.バッハさんの「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータNo2.ニ短調BWV1004の音楽をお聞きください。

ここで、バッハさんの作品番号についての豆知識です。^_^

J.S.バッハさんの作品には作品番号があります。そのJ.Sバッハさんのものだとわかるように「BWV」と書かれています。

バッハ作品主題目録番号のことです。

ドイツ語で(Bach-Werke-Verzeichnis)頭文字をとって「ベー・ヴェー・ファウ」と読みます。これはバッハさん本人による番号付けではなく、ヴォルフガング・シュミーダーさんがまとめた独自のナンバリングです。1950年にこのナンバリングをつけ彼の作品を整理し、現在ごく当たり前にみなさん使われています。さすがドイツの音楽学者さんですね。

このBWVの凄いところは作品の種類、いわゆるジャンルごとにまとめてあるのがとてもわかりやすいのです。BWV1001番〜BWV1040番までは室内楽曲ですね。音楽の授業で学習している「フーガト短調」のようなオルガン曲はBWV 525番〜BWV 771番ですね。フーガト短調は…BWV 578番です。作品番号でジャンルがわかり、作品数もわかります。数年前にバッハさんの楽譜が見つかっていますが、それはプラスされているのかな?ドイツの音楽学を学ぶ友人に聞いてみよう!知らないことを知るって楽しいです。

今、音楽の授業も大変ですが、このように一人の作曲家の作品についてまとめたり、疑問に思ったことを調べたりする授業もいいのではないでしょうか?音楽を学ぶことも楽しいのです。それではムターさんの音楽をお聴きください。