憧れて歌いました。ジョコンダ!

Suicidio !…自殺の歌。イタリアの作曲家アミルカレ・ポンキエッリさんの歌劇『ジョコンダ』第4幕の中のアリアです。私がその昔、佐賀県新人演奏会で歌った歌です。場所は佐賀市民会館でした。おめでたい演奏会なのに選んだ曲が自殺の歌😅

日本語に訳してあるものを見つけました。

『自殺!この恐ろしいときにおまえだけが私とともにいてくれるのね。そして、お前だけが私の心を誘ってくれるのね。最後の声、運命の。最後の十字路、旅路の。かつての日の喜びは消え去ってしまった。母を失い、恋に破れてしまった。私は、悲しい嫉妬の苦しみに打ち克ったのだわ!今、私は疲れ切った体を闇の中に沈める。目的地の着いたのだわ!この墓の中の平和な眠りを神様にお願いします。この墓の中の平和な眠りを神様にお願いします。』

今思うとこの歌の深さを理解せずに歌っていたような気がします。今ならもっと深めることができるけど…もう声が出ません。残念‼️

参考にした歌手がマリア・カラスさんです。そう今日9月16日は彼女の命日です。歌に生き、恋に生きた彼女の死因は謎です。自分の歌手生命に関わるようなオペラ曲をあえて歌っていたために活躍されていた期間は10年だと言われています。凄い歌声です。検索して聞いて欲しいです。今日は私も演奏会で歌ったこの深い歌をどうぞお聴きください。