祖国愛を代表する音楽家シベリウスさんの命日です。

私が中学生の頃は、音楽の授業が週2時間ありました。音楽の授業もいろんな角度から授業が組まれていました。

私が中学3年の時に「私のおすすめの一曲」と言う授業がありました。みんな一人づつおすすめの音源となるレコードやカセットテープを持ってきて、おすすめするその人自身が楽曲解説をしました。生徒が勧める鑑賞の授業です。

その授業の導入として、音楽の先生が「解説の仕方」として教えてくれたの楽曲が、シベリウスさんの交響詩「フィンランディア」でした。作曲者の文化的背景から、旋律の移り変わりの解説を情景がわかるように説明してくださいました。

私が鑑賞好きになったのはこの授業のおかげだと思います。貞包先生ありがとうございました。

この曲はフィンランドの作曲家ジャン・シベリウス(1865~1957)によって、1900年に作曲されました。当時のフィン ランドは帝政ロシアの支配下にあり、フィンランド語が奪われ、ロシア語を強制されていました。そのために国民の不満は高まっていたそうです。1899年に歴史劇の伴奏曲としてシベリウスさんが「フィンランドは目覚める」という全8曲を作曲しました。その最終章を翌年練り直して、交響詩「フィンランディア」が誕生したそうです。

またこの曲は後で中間部の木管の美しい旋律に歌詞がつけられて「フィンランド讃歌」として今でも歌われる曲です。合唱曲としても歌われます。私も歌いました。私は♪オーロラ光る彼方の ましろき山を目指し…という歌詞でした。日本語の歌詞はいくつかあるようです。

♪モルダウと♪フィンランディアは祖国の解放と愛国心の代表曲だと思います。

今日はシベリウスさんのご命日です。佐賀を代表するトランペット奏者の佛坂さんが演奏してあるNHK交響楽団の演奏でお楽しみください。解説が入ってるので授業を思い出します。楽しいですよ^_^

飛行機に乗って旅をしたくなりました。次はフィンランドもいいなぁ…^_^