9月27日日曜日です。昨日は涼しかったですね。庭の木々が月明かりに照らされてる幻想的でした。
今日は、オペラ「ヘンゼルとグレーテルHänsel und Gretel 」の作曲者エルゲルベルト・フンパーディンクさんの命日です。ドイツの作曲家です。彼はメルヘンオペラの作曲家として有名です。メルヘンオペラとはドイツのロマン主義のポピュラーなジャンルに分類されています。その起源は古典派音楽だといわれてます。 特にW.A.モーツァルトさん『魔笛』は多くのロマン主義者のモデルとなっているようです。この「ベンゼンとグレーテル」もロマンチックなお話の動機が「自然・願望・救済」という点で同じですね。
オペラの原作はグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」です。オペラの内容は童話と少し違います。例えば2人を森に出したのは義母ではなく実母です。そして最後はハッピーエンドです。
フンパーディンクさんのオペラはこの他にも「いばら姫Dornröschen」や「王子王女Königskinder 」、「いやいやながらの結婚Die Heirat wider Willen 」などのを作曲されています。しかし、今は「ヘンゼルとグレーテル」のみ上映されているようです。
昨日の夜、月明かりの庭を見ていたらこの歌が流れてきました。第二幕の「夕べの祈り」秋を感じる音楽です。ホルンのアンサンブルでお楽しみください。
