シューマンに学ぶ!愛のあり方^_^

北浜で何してるの?

3月に入りましたね。

今日1日は、沢山の教え子の高校の卒業式でした。みんなおめでとう💕ニュースでは在校生のいない卒業式とか、合唱のない卒業式とか、これまで経験したことのないみたことのないマスクをだらけの卒業式のニュースでしたね。

三月に入ると、三月生まれの私は特別な思いを持ってしまいます。先日姪の誕生日の日におばちゃんになった感動のことを春の到来と重ねて書きました。しかし、3月に入ると、私を産んでくれた母のことや、家族のこと考えます。私は巨大児でしたので、きっと母は臨月に入っていつ生まれるか…ソワソワワクワクしていたと思います。きっと父や祖父母、そしてまだ2歳だった兄もお腹を見ていろんなことを感じていたことでしょう。命が生まれる時の家族のつながりはとても素敵だと思います。

さて、今は大ピンチ!世界中が「国難を乗り越えよう」としている時です。人それぞれ、色んな考え方や色んな都合もあると思います。立場もあるでしょう。でも、一番大切なのは、自分の身は自分で守ることです。幼い子どもは親が守るべきです。年老いたおじいちゃんおばあちゃんは家族みんなで守らないといけないと思います。そしてご近所さんと協力して助け合っていく時だと思います。私は…唐津の海のそばの叔母にシチューを作って会いに行きました。会って沢山笑いました。元気になってくれたかな?^_^

今、買い物に行くと、咳している人がいると周りにいる人みんなが冷ややかな目でその人を見ています。咳をしただけでも重大犯罪かのように…それくらいみんな神経過敏になっています。

では、どうすべきかです。

家族を愛することです。隣人を愛することです。

周りにいる人は自分にとって大切な人なんです。物や時間を奪い合うのではなく、みんなで支え合うことだと私は思います。

家族愛といえば、昨年ライプチッヒ では、クララ・シューマンさんの生誕200周年記念のイベントが沢山あっていました。ゲバントハウスでも記念演奏があってました。貴重なクララ・シューマンさんのピアノコンチェルトも聴きました。シューマン夫妻の愛の深さ、夫ロベルトさんのクララさんに対する愛が音楽にあふれていました。

そこで、今日のおすすめの一曲。

ロベルト・シューマン作曲のピアノ協奏曲イ短調

(オススメは.ツィマーマン氏のピアノでカラヤン氏指揮のベルリンフィルの演奏です!)

頭からクララのテーマです。♪ドーシーララー…C –H –AA–。下降する3度のテーマは愛の暗号だと解説しているピアニストや評論家がたくさんいらっしゃいます。クララの名前からの音だそうです。ドイツの友だちが詳しく教えてくれました。

『クララ=Clara
イタリア語では、クララはキアラ=Chiara となり、そこからC-H-A-Aを使ったと言われています。』

ロベルトの最後は廃人になってしまいましたが、この曲はただただ純粋にクララを思う気持ちが込められていると思うのです。クララの協奏曲もロベルトの愛と教えがあり作られたものだそうです。

後期シューマンが作曲した名曲のほとんどはクララのために作曲された曲です。彼が亡くなった後の時代にドイツロマン派の代表曲として高い評価を得ています。愛のあり方は人それぞれです。クララとの間に子どもは多い方が楽しいと言って8人の子がいます。楽しいかもしれませんが生活は大変だったと思います。それでも2人はお互いを大切にし、子どもを育てています。友人の助けもありました。

音楽からの気づきは今の生活にいかせます。

純粋に家族を愛し、仲間を、隣人を愛し支え合うことこそ今必要なことだと思いました。シューマンさんの曲を聴くときは「これはクララのテーマかな?」とか考えて聴いてみてください。楽しくなるよ^_^

追記!アイキャッチ画像についてですが、海の近くの集落を歩く3人の知らないおばちゃんたちが愛おしく見えました。みなさん元気でいてくださいねの思いを込めてパチリ📷

#としこの森#唐津の海#シューマンに学ぶ#クララのテーマ#家族愛#隣人愛