菱餅を見ると歌います。佐賀新民謡

「菱やんよう」と言う歌を知っていますか?戦後、佐賀の中学校の音楽の先生をされていた原岡先生が作曲されています。作詞は同じく体育の先生で、のちの台湾の小学校の校長先生をされていた豆田先生が書かれました。佐賀の新民謡と言われています。作詞の豆田先生は日新小学校の「相撲体操」を作った方です。今でも伝統として歌いつがれていると思います。

この歌を知ったのは、私が芙蓉中に勤務していた時に同僚の先生から教わりました。佐賀市蓮池町や千代田町、神埼市には沢山のクリークがあります。そのクリークには菱が沢山あり、その菱の実と米麹で作った焼酎もあります。「菱娘」菱の実を取るときにはハンギーという大きな桶に乗って取ります。このことについては神埼市の観光ホームページを見てください。https://www.city.kanzaki.saga.jp/main.php/5373.html

佐賀県観光協会のサイトから

「菱やんよう」
♪菱やんよう 菱やんよう 菱を売る娘の呼び声に  呼び声に
菱も食べたや 顔見たや 顔見たや
菱やんよう 菱やんよう 菱売り娘は村娘 村娘
年は二十歳か 品のよさ 品のよさ…

私はここまで同僚の先生に習い歌いました。歌い継がれているのかはわかりませんが、年に2回、秋の収穫の時と、雛餅を見ると私はこの歌を口ずさみます。

歌を教えてもらった時に、雛祭りの菱餅の話も聞きました。雛祭りはに飾る菱餅は何故菱形なのか…「雛祭りは女の子の健やかな成長を願うお祭りだけど、菱餅の形の元の菱の実の形は女性器に似ていているので、私たち大人の女性みんなのお祭りなのよ。」と言われました。

昨日のちびまる子ちゃんの「はまじのひなまつり」でも、はまじのお母さんの気持ち伝わりましたよね^_^

明日の雛祭りの前にこの雛もちのことや、菱、佐賀の新民謡と言われる歌について調べてみてください。いつもの雛祭りと気持ちが違うと思いますよ。^_^

追記…アイキャッチ画像は兄嫁のお母さん手作りの雛人形です。

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