「死の島」の絵と音楽

5作目、死の島、最後の作品です。
赤い花輪に見えますね

スイスはバーゼル出身の画家、アルノルト・ベックリンの連作の一つ『死の島』(1886)です。

彼は1880年から1886年までに5作の「死の島」を描いてます。この絵は最後の作品ですね。

5作中、4作目は戦中に焼失してしまったのことです。一作目との大きな違いは、死の島に向かう手漕ぎ船の前方にある棺と思われる白い箱に赤い花輪が描かれているし、死者の霊と言われている白い人物がおじぎをしているような傾きがあります。友だちから「ライプチッヒ には死の島があるよ。」と聞きすぐ浮かんだのはラフマニノフの交響詩「死の島」でした。もうワクワクして美術館に行きました。絵を見たときに、ラフマニノフの出だしの重々しくくらい響と静かな波の音が流れてきました。そして、絵に近づくと…あのラフマニノフのホルンの音が聞こえてきました。まるで、荒廃した島の門が開かれる合図のような音になりました。…文章に書くのは難しい…絵を見た瞬間の私の頭の中に流れてきたラフマニノフの音と絵がピッタリきたのです。…やはりうまく伝えきれない…みなさん、この絵を見て音楽を聴いてみてください。聴くのが一番です😊

ラフマニノフさんは、この絵自体は見てなくて、モノクロの銅版画から霊感を得た。とウィキペディアには書かれていました。

なるほど…霊感を得た‼️

ぴったりな表現です。

ぜひ一度、ライプチッヒ 、バーゼル、ベルリン、ニューヨークの美術館にそれぞれ作品が保管されています。「百聞は一見にしかず」です。

としこの森、絵と音楽のつながりの発信でした〜😊💕