農民カンタータの初演の日です。

1742年の今日8月30日はバッハさんの『農民カンタータ』BWV212が初演された日だそうです。J.S.Bach さんのこよ曲の楽譜の最初に「Cantate burlesque」=コミカル劇なカンタータと訳すのでしょうか?面白楽しい曲に作る気満々だったようだと友人が教えてくれました。(楽譜出典: ドイツ国立図書館デジタル部門より)「農民カンタータ」とは後に他の人が言い出したみたいです。


この曲の農民とは、ライプツィヒの市街地の南西側の農村近郊の農村地帯の人たちのことです。場所は、ライプツィヒ中央駅から路面電車3番に乗ってクラインチョッハー駅で降りてください。その周辺です。

今日の音楽はその中の新しい領主様に税金を下げて欲しいと農民が訴えているアリアです。農民カンタータの8曲目のアリアです。(BWV 212のカンタータは全部で24曲目からなります。約30分ほどの演奏です。検索して全曲聞かれてください。免疫力上がります))
バッハさんは宗教音楽だけでなくこのような世俗カンタータも作っているのです。
果たしてこの時代に農民の訴えを領主は聞いてくれたのだろうか?と真相を歴史学の先生にお尋ねしたいところですね。

全曲はこちらから…一曲目の序曲好きです💕