10月3日はドイツ統一の日です。現在のドイツ統一に至るまでには国歌問題も紆余曲折しています。曲はハイドンさんの「Gott erhalte Franz den Kaiser」(神よ、皇帝フランツを守りたまえ)』が使われています。当時の歌と現在のものは歌詞は違います。歌詞はAugst Heinrich Hoffman von Fallersleben が1841年に作ったものを1922年に採用したものです。
国歌を作るにあたり、神聖ローマ帝国時代に作られた曲を国歌として再三議論した上で使ったそうです。その経緯もドイツの歴史と共にありますね。ハイドンさんがこの曲を作ったのが1797年です。ドイツの初代皇帝ヴィルヘルム一世さんが誕生された年です。ドイツの長い歴史については語り尽くせませんので省略します。ドイツの国歌についてはいろんな思いから別の曲にしようとした時もありましたが結局は現在の曲に落ち着いたようです。
「Einigkeit und Recht und Freiheit 」統一と正義と自由という歌詞から始まる3番のみが国家として1952年に正式に国家定められたそうです。
Einigkeit und Recht und Freiheit
Für das deutsche Vaterland!
Danach lasst uns alle streben
Brüderlich mit Herz und Hand!
Einigkeit und Recht und Freiheit
Sind des Glückes Unterpfand.
Blüh’ im Glanze dieses Glückes,
Blühe, deutsches Vaterland!
しかし、今日は「ドイツの歌」として全曲聴いてください。