日本語の歌は大正時代に浅草オペラで歌われて大ヒットしたそうです。私は小さい時に藤山一郎さんが歌うのを祖母と聞いたことがあります。
♪恋はやさし 野辺の花よ 夏の日のもとに くちぬ花よ…昨日のひよっこ再放送で乙女寮の合唱団が歌っていましたね。なんだかとても切なく心にしみました。
さて、今日のタイトルは私の大好きな朝ドラの「ひよっこ」の乙女寮合唱団で歌われていた♪恋はやさし 野辺の花よ〜の秘密を紹介します。
この歌はオーストリアの作曲家スッペさんの喜歌劇「ボッカッチオ」のヒロインのアリアです。
Die Liebe ist die Knospe nur
Aus der die Treue bricht.…
ここまでを、翻訳機で訳すと、「愛は、忠実さが失われる芽にすぎません。」このことを検索して調べたら「あなたが愛してくれるなら誠意なんていらないわ」と訳されているものがありました。
訳し方により解釈が変わりますよね。
原作はドイツ語ですが、私はこの歌は、ひよっこで歌われていた大正時代の翻訳の歌詞をおすすめします。この歌は男性や女性関係なく大正から昭和にかけて沢山の歌手によって歌われています。私は祖母と聞いた藤山一郎さんを紹介します。YouTubeで聴けます。しみますよ。
https://youtu.be/ZSzyYIJrMD4
追記…写真はウィーンの中央墓地。スッペさんはベートーベンさんたちと同じエリアに眠られてますよ。ウィーンにいかれた時はどうぞお参りください。写真は2013年のお墓参りの時のです。