音楽の生まれる国

2019年。今年も半分が終わりますね。この週末はどこにも出かけないで、アパートでしっかり勉強して来週につなげようと決めたのですが…外からブラスの音やグロッケンの音が聞こえてきたので家を飛び出し出てみました。すると、この街で一番古い教会であり、ベルリンの壁崩壊につながるパレードのスタート地点のニコライ教会のイベントの演奏リハの音でした。市民の寄付によりまた新しいグロッケ(Glocke)が教会にやってきたことをお披露目する教会の祝賀行事のためのリハです。道行く人や観光客の前で初めてグロッケンとブラス(Blaskapelle)が練習しています。とても日本では聴くことがない演奏だと思いました。演奏も子どもから大人まで市民バンドみたいな感じです。教会の祝賀行事の演奏はトランペット(Trompete)💕とトロンボーン(Posaune)そして、ティンパニ(Pauke)とグロッケンたちです。音楽が生まれる国ならではの演奏でした。

そして夜は、ベルリンフィルの野外コンサート。週末を利用してベルリンに行こうかと思っていましたが、外務省からベルリンは大規模なデモがあるため交通機関がマヒするおそれがあるので気をつけてくださいという内容のメールが来ました。日本に国に守られていることを実感…しかし、この国では演奏会をライブで放送されています。行きたかった演奏会にLIVEで鑑賞できました。それも自宅で😊💕

よかったです。プロコフィエフさんのパリからロシアに戻るきっかけとなった交響組曲「キージェ中尉」ラヴェルさんの官能的な歌そして最後に大好きなプロコフィエフさんのバレエロミオとジュリエット😊💕指揮者が違うとこんなにも曲の解釈が違うんだとゲルギエフ 氏の演奏との違いに驚きました^_^

いつも思うことは、過去の作曲家が残してくれた楽譜からその作曲家が何をどのように表現したかったかを分析できる音楽家はすごいなぁと思います。あったことのない作曲家の性格やら心情やらをあらゆる記録から分析研究している音楽学の研究者がいないとできないことだなと思います。

アニメ、ピアノの森でのショパンコンクールで審査している審査員が…「これは私たちのショパンではない!」といったことを思い出しました。

音楽の生まれる国は常に生活の中に音楽が流れているのです。音楽は素晴らしい!