ドイツと日本の違いから…

日本は夜中ですね。今日は私の敬愛する偉大な指揮者カラヤン氏の命日です。ザルツブルクのお墓は今日は賑わっていて人が多いかな〜とか思っています。1989年から30年。あっという間です。私が彼の演奏を最後に聞いたのが1988年でした。月日の流れるのは早いなぁ…とシミジミ…🙏🙏🙏

日本は選挙活動で賑わっています?消費税やら何やらかんやら課題は山積みの日本です。

政治のことは政治家の教え子に頑張ってもらいたいです。彼らには井の中の蛙になって欲しくないので、彼たちのために、ドイツと日本の違いを箇条書きでお伝えしますね。ドイツ在中の友人から聞いてまとめました。皆さん色々参考にされてください。

・消費税19% 但し食品や日用品、そして本は7%。高価なワインは19%みずがわりのビールは7%

(勉強するための本が安いのが凄い)

・ギムナジウム5年生で音楽のテストがト音記号からヘ音記号への書き写し

(小学生でこの問題。音楽理論はその子たちが将来音楽の道に進んでもいいように基礎を身につかせるための授業)

・税金の使い方が違う。小児がんの子どもたちが家族と最期を過ごすための場所をお城を改装して作る。(これは数年前のニュースで流れていたことだそうです。税金が誰のためにどのように使われているのかがはっきりしている)

・授業は早朝より始まり、お昼には終わる。給食も掃除も部活もない。躾教育は家庭でするもの。

(躾教育はいつから学校が担当するようになっているのだろう?)

・個人のやりたいことをやる時間を確保している。学校ですべてをしょい込まない。集団よりも個を伸ばす教育。

(基本的に子どもの教育は家庭でやるもの。学校は勉強を教えるもの。昔の日本もそうだってような…)

・小学校4年生で大学に進むのか働くのか進路は自分で決定する。勉強したい人は大学に進むための学校を選択する。合格できる点数をとる。

・合格させるための補習授業などない。

・大学に行くためのGymnasiumは自分で選べない。小学校の先生が推薦状書いてくれない進学できない。

・小学校で 能力がないと判断されたら推薦状書いてくれないからギムナジウムには行けない。

(以下の4つの学校に小学5年生で進路を決定させてます。内容はご自分で調べてね。)

Gymnasium

Realschule

Hauptschule

Berufsschule

Gymnasiumは行きたくても能力がないといけないんです。現実的です。そして、私たち世代の50-60代の人たちは、小学校のクラスの15パーセントくらいしか進学出来なかったそうです。

(日本は…大学進学し過ぎ?)

そして何より、勉強は自分でするもの、先生たちも自分でするもの。強制的に研修させるなんてありえない。先生ならば自分で学ぶことができないと先生ではない。とはっきりしてます。

ま、この違いを知ってどう考えるかはあなた次第です。一つ言えることは、勉強は自分でするものです。そのために1日の午後は時間を自分で考えて使えるようにしています。夏休みも6週間、課題も出しません。学校は閉鎖されます。全て自己責任。公教育は守らないといけないので、幼稚園から無料です。ほとんどが公立だからね。塾なんてないです。(自分で勉強することをサポートする公文式はあるようです。看板見ました。)

今、こちらは夏休みです。大学も次始まるのは10月です。大学生は大学の図書館で黙々と勉強してます。ペンの音とページをめくる音だけ…日本の大学生は?バイト?

カラヤン氏の命日を前に節目として書いてみました。命日の明日、いよいよ外国人局で面接&問答があります。乗り越えられるか?

頑張ろう‼️